立秋を過ぎて暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑い日が続きますね。
最近、店頭でも「風邪をひいたみたいで…」と鼻水のご相談に来られる方が増えています。
そんな中、先日「アレルギー性鼻炎の薬をください」と、一人のご相談者がいらっしゃいました。
詳しくお伺いすると、症状は
「今朝から、透明で水のような鼻水がスタスタ落ちてきて止まらない」
とのこと。
実はこれ、アレルギーではなく、
「お腹(内臓)、特に『肺』がすっかり冷え切ってしまっているサイン」かもしれないのです。
「昨日のお休みの日にどんな過ごし方をされていましたか?」
そうお尋ねしてみると、思い当たる節がたくさん出てきました。
- クーラーが効いた涼しいお部屋で一日中過ごし
- 冷たい麦茶を飲み
- お昼はキリッと冷えた素麺
- 食後には冷たいアイス
外の暑さをしのぐための涼み方ですが、これでは体の中、特に呼吸器を司る「肺」や胃腸がすっかり冷えピタ状態になってしまいます。
東洋医学では、冷えた「肺」は水分をうまく巡らせることができなくなり、溢れ出た体液がそのままサラサラした鼻水となって溢れてくると考えます。
そこで今回は、鼻水を止める成分を探すのではなく、「冷え切った内臓、特に肺をじっくり温めて巡りを整える漢方薬」をお選びし、お試しいただきました。
後日「気づいたら、あのスタスタ落ちていた鼻水がいつの間にか消えていました!」と笑顔でご報告をいただき、私もほっと一安心いたしました。
「サラサラした鼻水が止まらないけれど、風邪の熱っぽさはないな……」
もしそんな症状にお悩みなら、それはアレルギーではなく、夏の間にお腹や肺に溜め込んでしまった「冷え」のSOSかもしれません。
薬で症状を抑え込む前に、まずはご自身の体の中で何が起きているのか、一度ゆっくりお話ししてみませんか?
「私のこの鼻水も冷えから来ているのかな?」と思ったら、どうぞお気軽に田崎調剤薬局へご相談くださいね。
あなたのお体の声にしっかり耳を傾け、温かな巡りを取り戻すお手伝いをいたします。
