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その「肝斑」の薬、ずっと飲み続けて大丈夫?〜知っておきたい血栓のリスク〜

こんにちは。

風邪を引いたときや、喉が腫れたとき、よく処方される「トラネキサム酸」というお薬があります。

出血を止めたり、炎症を抑えたりする力があり、シミ対策の飲み薬としてもお馴染みですね。

先日の研修で「トラネキサム酸と血栓(血の固まり)のリスクについて注意すべき」との話がありました。

「血が固まりやすくなるって聞いたけど、私のは大丈夫かしら…?」

「シミのために毎日飲んでいるけれど、副作用が心配」

そんな不安を抱えているあなたへ、大切な情報を整理してお伝えします。

結論から言うと、健康な方なら心配しすぎなくて大丈夫

まず、安心してください。

健康な方が普通に使う分には、

血管が詰まる病気(心筋梗塞や脳梗塞など)の

”リスクは上がらない”

ことがわかっています。

でも、「100%リスクがない」わけではありません

お薬には必ず「相性」があります。

実は、トラネキサム酸には「できてしまった血栓(血の固まり)を、

そのまま安定させてしまう(溶けにくくする)」という性質があるんです。

そのため、自分でも気づかないうちに「血栓ができやすい状態」にある方は、少し注意が必要です。

具体的には、以下のような状況に心当たりはありませんか?

  • 最近、手術を受けてずっとベッドで横になっている

  • 怪我をして、患部を強く圧迫して止血している

  • 以前、血管が詰まる病気を指摘されたことがある

「自分に血栓があるかどうかなんて、わからないわ」という方がほとんどだと思います。

だからこそ、体が出してくれる**「サイン」**を知っておくことが大切です。

こんな症状が出たら、すぐに相談を

お薬を飲んでいて、もし次のような変化を感じたら、我慢せずに教えてくださいね。

  1. 急に目がかすむ、見え方がおかしい

    (目の中の血管に影響が出ているサインかもしれません)

  2. 片方の足だけが急に腫れた、痛む

    (足の深いところの血管が詰まる予兆かもしれません)

  3. 突然の息切れ、胸の激しい痛み

    (肺に血の固まりが飛んでしまった可能性があります)

私たちのモットーは「人と薬の調和」です

お薬は、今の困った症状を抑えてくれる心強い味方ですが、

長く飲み続けたり、ご自身の体質に合わなかったりすると、

思わぬ負担になることもあります。

田崎調剤薬局では、ただお薬をお渡しするだけでなく、

あなたの「今の体調」や「将来の健康(未病)」を一番に考えています。

「シミの薬、もう3ヶ月飲んでいるけれど続けて大丈夫?」

「最近、足がむくみやすい気がするんだけど…」

そんな、お医者さんに聞くほどではないかもしれない小さなお悩みこそ、私たちに聞かせてください。

あなたの声にじっくり耳を傾け、体とお薬が一番良いバランスで調和できるよう、一緒に考えていきましょう。