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学校薬剤師の仕事を通して伝えたいこと

昨日は地元の学校へ伺い、「薬物乱用防止教室」の講師を務めてまいりました。

今回のテーマは**「タバコ」と「オーバードーズ(OD)」**。

特にオーバードーズについては、何をどう伝えるべきか、私自身もギリギリまで悩み抜きました。

なぜなら、それは単なる「薬の使い方の間違い」ではなく、背景に「言葉にできない生きづらさ」が隠れていることが多いからです。

「分からない」と言える勇気を

授業の最後に、私から子どもたちへ一番伝えたかったことを話しました。

これから先、大人たちから「自分で考えなさい」「自主性を持ちなさい」と言われることがあるかもしれません。しかし、自主性とは誰かに要求されて、すぐ身につくものではありません。

大人だって、分からないことがたくさんあります。 ましてや、自分の心や体の変化、将来への不安など、正解のない問いに直面したとき、一人で考え抜くのはとても難しいことです。

だからこそ、私はこう伝えました。 **「分からないことは、ハッキリ『分からない』と伝えていいんだよ。そして、『一緒に考えてほしい』と声に出してほしい」**と。

声に出すことが、自分を守る第一歩

「助けて」や「一緒に考えて」と言うことは、決して甘えではありません。それは、自分を大切にするための前向きな立派な一歩です。