この週末は会議のため、東京へ出張しておりました。
慌ただしい移動時間のお供に選んだのは、**『僕には鳥の言葉がわかる』(鈴木俊貴 著)**という一冊です。
著者は、世界で初めて「動物言語学」という分野を切り拓いた研究者。
シジュウカラという身近な鳥たちが、実は単語を組み合わせ、文章を作って会話をしている……。そんな驚きの事実を、地道な観察と情熱で解き明かしていく内容は、時間を忘れるほどの面白さでした。
「聴く」という情熱
特に深く共感したのは、著者が鳥たちの鳴き声を単なる「音」としてではなく、意味を持つ**「言葉」**として捉え、何年も粘り強く耳を傾け続けた姿勢です。
私たちが大切にしている漢方相談や健康相談も、同じかもしれません。
お客様が発せられる言葉の裏側にある「本当のお悩み」や「体の小さなサイン」に、どれだけ真摯に耳を傾けられるか。
鳥たちの声に真実を見つけ出す著者のように、私自身ももっと深く、皆さまの声に寄り添いたい。そんな刺激を受けた出張となりました。
