「家庭でできる風邪の漢方セルフケア講座」
を無事に開催することができました。
実はこの講座、
スライドの冒頭には
「この話を聞くと風邪をひきます(@_@)」
という、少しドキッとする(?)一文を入れていました。
もちろん本当に風邪をひかせたいわけではなく、
「風邪を“偶然の不調”として流さず、体からのサインとして受け取ってほしい」
そんな思いを込めた言葉です。
講座をやろうと思ったきっかけ
風邪をひいたとき、
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病院に行くほどではないけれどと、こじらせる
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つらくて、とても病院に行けない
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どこででも市販薬を買えるから大丈夫だろうと思っている
そんな場面に、これまで何度も立ち会ってきました。
風邪は、早めに・適切に対応できれば、回復を早め、重症化を防ぐことができます。
そのためには、家庭での「気づき」と「備え」がとても大切です。
そのことを、漢方の視点でわかりやすくお伝えしたいと思い、この講座を企画しました。
アンケート結果と、感謝の気持ち
講座終了後のアンケートでは、
参加者全員から「とてもよかった」
という評価をいただきました。
太陽病や少陽病など、初めて聞く言葉も多かったと思いますが、
最後までしっかりと聞いていただけたこと、本当にありがたく思っています。
赤星からひとこと 〜風邪の効用〜
講座の最後にお伝えしたのが、こんな考え方です。
風邪をひくということは、
体に「ゆがみ」や「無理」があるということ。風邪をひいた時こそ、
それを正すチャンスと考えてみてほしい。
風邪はつらいものですが、
見方を変えると、体からの大切なメッセージでもあります。
これからも田崎調剤薬局では、
「不調のその先にある意味」まで一緒に考えられる薬局でありたいと思っています。
ご参加くださった皆さま、
本当にありがとうございました。
