今朝、庭の枝に顔が触れた瞬間、右の頬に鋭いチクリ。見るとイラガ(毒針を持つ毛虫)に刺されていました。強い痛みがありましたが、慌てずに応急処置を行ったことで、当日中に良い感じに回復しました。以下に私の対応と、薬局目線でのポイントをまとめます。
実際に行った応急処置(時系列)
- 触らない — 毒針や毛をこすって広げないようにするのが最優先。
- 粘着テープでペタペタ除去 — ガムテープで、刺さっている可能性のある毛や針をやさしく取り除きました。
- 冷やす・洗う — 水道で軽く洗い、保冷剤で冷やして腫れを抑えました。
- 内服(セルフケア) — 昔聞いた知識から肝機能を助ける薬(強肝作用)を服用しました(※)。
- 経過:刺された直後は蕁麻疹様の腫れ→1時間ほどで軽快→終業時には違和感のみ。
※補足:強肝作用のある薬については個人差や既往歴が関係します。常用薬や持病がある方は薬剤師・医師に相談のうえ使用してください。
刺された直後、蕁麻疹のように腫れていて、ズキッとした痛みが電撃のように走ります
(9時20分ごろ)
腫れが引いてきました。痛みはヒリヒリといった感じ
(10時50分ごろ)
少しの違和感があります。触れても痛みはありません。
(19時ごろ)
薬局からのセルフケア・推奨ポイント
- まずは落ち着くこと。こすったり揉んだりすると症状が悪化することがあります。
- 粘着テープで毛を取り除く→消毒→冷却の流れが基本です。
- 腫れやかゆみが強い場合は、抗ヒスタミン内服薬や外用ステロイドが有効な場合があります。薬局で相談を。
- 顔や首の腫れ、呼吸困難、めまい、急速に広がる発疹がある場合は速やかに救急受診してください。
受診の目安(すぐ受診してください)
- 呼吸がしづらい、喉の違和感
- 意識障害、めまい、血圧低下
- 腫れが急速に広がる、強い痛みや化膿の兆候
予防と日常の注意
庭仕事や草むしりの際は、長袖・手袋・帽子・ゴーグルなどで皮膚や顔を保護しましょう。枝先に顔を近づけるときは、特に注意してください。また、毛虫の出現時期や種類(イラガ、チャドクガなど)を知っておくと予防に役立ちます。
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(担当:アカホシ)



