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「吸わない力」を育てる — 中学生への薬物乱用防止教室に向けて

知識を伝えるだけでなく、行動変容のきっかけを作る授業を目指して学校と話し合いながら準備を進めています。

私たちの目標:知るだけで終わらせない

現在、地域の中学校で行う「薬物乱用防止教室(テーマ:タバコ)」の準備を進めています。 単に「タバコは体に悪い」と伝えるだけではなく、子どもたちが自分で考え、自分で行動を選べるようになること——それが私たちの目標です。

伝えたいこと:脳とニコチンの関係をわかりやすく

発達途中の思春期の脳への影響として次のような研究報告があることをしっかりと伝える予定です。

  • 集中力や判断力が落ちること
  • イライラや不安が増えること
  • 大人になっても影響が残る可能性があること

伝えたいこと:タバコによって支配される自由

タバコによって奪われる時間やお金の研究があります。タバコを吸うという選択をしたことで生涯にわたって多くの自由が奪われることを知ってもらいたいと考えています。

  • デンマークのタバコに起因する費用の研究
  • 日本の生涯医療費を比較した研究
  • 米国の会社が被る損害額に関する研究

身につける「断る力」

今回はオンラインでの講演ですので、ロールプレイやグループワークがやりにくい環境です。

リアクションボタンを使って何かできないか思案しています。

「部活があるから体力を落としたくない」「将来の夢に集中したい」など、ポジティブな理由で断るイメージを残したいと思っています。

効果を見える化する取り組み

講演の前後には、短いチェックリストで意識の変化を測定します。 「タバコをすすめられても断れる自信があるか」「吸わないことは自分を守ることだと思うか」など、行動に近い項目を用意して、変化を確認します。

なぜ薬局が取り組むのか

薬局として私たちにできることは、薬を渡すだけではありません。 健康に関する正しい知識を届けること、そして「自分で選ぶ力」を育てること――これが地域に対する私たちの役割だと考えています。


「最大よりも最良の薬局たらん」

当店が所属している相談薬局の一般社団法人のスローガンです。

ご来店いただく皆さまに『最良』の薬局サービスを提供できるよう、日々研鑽している団体です。

そんな私たちだからこそできることがあります。

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(担当:アカホシ)