昨夜、家族が急に38.3度の発熱をしました。
頭の先から足の先まで熱く、さらにお腹には膨満感もありました。エアコンの風を「寒い」と感じて消すほどで、典型的な 陽明病 の状態と判断しました。
そこで漢方薬を服用してもらい、20分ほど枕元で様子を見守っていました。やがて静かな寝息が聞こえ始め、手足の熱感も次第に和らいでいくのが分かりました。安心して私も眠りにつくことができました。
このように、風邪の漢方薬は太陽病・少陽病・今回の陽明病など、その時の状態に合わせて選ぶことがとても重要です。選薬を誤ると、十分に効果が発揮されないこともあります。さらに、今回のような状態で太陽病の処方である葛根湯を使えば、かえって具合を悪くしてしまうこともあります。
当店では、日頃の備えも考えて多くの漢方処方を1日分から販売しておりますが、ただお渡しするだけではありません。
日頃の備えをサポートする意味でも、服用するタイミングを自分で判断できるように丁寧にご説明しています。
急な体調変化のときに慌てず対応できるよう、ぜひ普段からの備えをおすすめします。
ご相談は、気軽に。匿名でも大丈夫です
「ちょっと聞いてみたいだけなんだけど…」
そんなときでも大丈夫。
当店では、電話・LINE・メールの相談窓口を設けています。
LINEでのご相談は1対1のトークになりますので、まわりに見られる心配もありません。
また、匿名でのご相談も可能です。
「最大よりも最良の薬局たらん」
当店が所属している相談薬局の一般社団法人のスローガンです。
ご来店いただく皆さまに『最良』の薬局サービスを提供できるよう、日々研鑽している団体です。
そんな私たちだからこそできることがあります。
(担当:アカホシ)