肌に、うすくベールがかかっているような感じがして……なんとなく変なんです」
ある日、そんなご相談を受けました。
見た目には何も異常がない。触っても、特別ザラつきがあるわけでもない。
それでも、確かに「いつもと違う」感覚がある。
一見すると些細に思えるこの“違和感”。
実は、体が出している大切なサインかもしれません。
■ 自覚症状は、あなたにしか気づけない“体の声”
漢方の選薬においては、あなたが感じていることをとても大切にします。
「なんとなく調子が悪い」「はっきり言葉にできないけど、変な感じがする」――
こうした声をじっくり聞き取ることが、選薬の第一歩になります。
この方の場合、詳しくお話をうかがったところ、
「瘀血（おけつ）」――血の巡りの悪さが体の奥に潜んでいると考えられました。
（血管が浮き出ているのが瘀血のサイン）
■ アプローチが合えば、変化は静かに、でも確かに。
瘀血を改善する漢方をしばらく続けていただいたところ、
「気づいたら、あの感覚がなくなっていたんです」とおっしゃってくださいました。
大きな変化ではないかもしれません。
でも、“違和感が消えた”という感覚は、確かに体が整った証拠です。
■ 「これって相談していいのかな？」その気持ち、歓迎です。
私たちは、「肌にベールがかかった気がする」といった“言葉にしづらい感覚”にも、しっかり耳を傾けています。
もしあなたが「これくらいのことで薬局に行ってもいいのかな？」と迷っていたら、
その迷いこそが、相談のタイミングかもしれません。
ご相談は、気軽に。匿名でも大丈夫です
当店では、電話・LINE・メールの相談窓口を設けています。
LINEでのご相談は1対1のトークになりますので、まわりに見られる心配もありません。
また、匿名でのご相談も可能です。
「最大よりも最良の薬局たらん」
当店が所属している相談薬局の一般社団法人のスローガンです。
ご来店いただく皆さまに『最良』の薬局サービスを提供できるよう、日々研鑽している団体です。
そんな私たちだからこそできることがあります。
（担当：アカホシ）