今日はちょっとめずらしい処方が来ました。軟膏の混合です。
当薬局で軟膏を混合する機会はそう多くありません。
２種類の軟膏を軟膏板と金属ヘラを使って手練りで混合しました。
写真のように、軟膏を押しつぶす
ように練り合わせることで、薬剤同士が均一に混ざり合います。
この軟膏板による混合方法には利点と注意点があります。
空気が入りにくく、滑らかに仕上がる一方で、水分が蒸発しやすいと言われています。
そのため、スピードも求められる作業です。
とはいえ、速さに明確な基準があるわけではありません。
だからこそ、「より速やかに、そして丁寧に」を心がけながら、経験を頼りに作業を進めています。
もちろん、使用する電子天秤も日常点検済み。
こうした基本のひと手間が、薬の品質と信頼につながっていきます。
手を動かし、集中して仕上げる調剤作業。
今日も薬剤師としての「手仕事」をしっかりと果たした一日でした。
「最大よりも最良の薬局たらん」
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（担当：アカホシ）
